健康と美容によい“お白湯”。お湯をわかすだけでできちゃうのに美肌効果・ダイエット効果・アンチエジング効果など、うれしいことがたくさん! と注目され続けていますよね。体に毒をためにくくしてくれて、ほとんどお金もかからない優れもの。でも作りかたと飲みかたには少しだけコツがあります。
正しい白湯の飲みかたをチェックしておこう!
心と体を温めて代謝をアップ、さらに消化をうながしてくれる“お白湯”。飲むだけでキレイになれると習慣化している人も多いはずです。体内の毒素を排出してくれるので、お通じが順調になったり、ニキビや肌荒れが解消したり、痩せたりといいことばかり。
とはいえ、飲みかたのコツやポイントをはずしてしまうと効果がじゅうぶんに得られないことも。そこで今回は、インドの医学アユールヴェーダに学ぶ、本当に正しいお白湯の飲みかた&作りかたをチェックしてみましょう!
お白湯を飲むベストタイミングは?
まずは朝起きて1杯
お白湯を飲むべきと推奨されているタイミングは、まず朝起きたとき。熱いお白湯をすするようにして、時間をかけてコップ一杯飲みます。朝起きてシャワーで身体の外側を洗い流すように、身体の内側(胃や腸などの臓器)を温めて洗い流し、朝のスタート状態に調整してくれるといわれています。
朝起きたときは冷たい水やスムージー、フレッシュジュースを飲むというかたもいますが、身体を温めてスタンバイするには温かいお白湯が一番なのです。
食事と一緒に1杯
またお白湯を食事中に飲むことも推奨されています。いっしょに飲むと、消化を助ける働きがあるからなのです。食前にお白湯を飲むのではなく、熱いお白湯をひと口すすり、また食べてひと口すすり……という飲みかたがよいといわれています。
とくにダイエット効果をアップしたいときには食後30分ほどたったころにお白湯をコップ半分ほど飲むと、消化も代謝も上げて太りにくい体質になれそうです!
アユールヴェーダ式・正しいお白湯の作りかた
寝つきが悪い、睡眠が浅い。せっかく0時半にベッドに入って6時間以上寝る時間をつくっても、ぐっすり快眠できなければ美肌効果も半減してしまいます。ぐっすり快眠するためには、1日の過ごしかたが重要です。
材料
・キレイな水……適量
・やかん(ホーローなど銅製ものがベスト)
作りかた
1. やかんにキレイな水を入れて強火で沸騰します
2. 沸騰したらフタをとり、湯気が上がるようにします。このとき「風」が入るように換気扇をまわしましょう。泡がフツフツとしている状態に火加減を調節して、そのままの状態をキープします
3. そのまま10分~15分ほどわかし続けます
4. わいたお白湯が飲めるていどに少し冷まして、すするようにして飲みます。残りは保温ポットに入れて持ち歩くと◎
飲みかたのコツ
・ お白湯はできるだけ熱い状態で飲みます。ゴクゴク飲まずに、少しずつ冷ましながらすするように飲みます
・ 1日に700ml(コップ4~5杯程度)が目安です。1リットル以上飲むと、かえって消化が悪くなるので注意しましょう