前編に引続き、実家暮らしをする女性に家族とのコミュニケーションのヒントをお届けします。
あいさつを欠かさない
「ただいま」「おかえり」という挨拶は、同居の家族しかできないものです。そして、それは無意識でも人に安心感や安堵感を与えます。
週に一度は食卓を囲む
食卓を囲む習慣をつけましょう。たわいない会話でいいので仕事や友人、趣味の話をしてみるのです。
少しの家事仕事でも、お礼をする
たとえばあなたが母親に洗濯をしてもらっているのであれば、それはお礼を言うべきです。当の母親が当然だと認識してやっている仕事だとしても、あなたがやらずにすんでいるわけですから、本来であればお金を払ってもいいくらいです。「いつも洗濯してくれてありがとう」「今日も美味しいご飯をありがとう。疲れが癒えるよ」など、一言あるだけでずいぶん変わるものです。
苦手な家族にも愛想は大事
血の繋がりのない家族と同居することもあると思います。中には血の繋がりがあるないに関わらず、苦手な同居人もいるでしょう。ですが、同じ屋根の下というのは閉じられた空間ですから、あなたが放つ苦手意識というものはすぐに家族全員に伝わってしまうものです。それは家族全体によくない影響を及ぼします。苦手意識を極力表に出さず愛想を振りまきつつやりすごすことも、ときには必要です。
結婚が早くなる、実家暮らし
一人暮らしでいるよりも、実家暮らしの方が実は結婚を早めることができます。
それは、
・一人暮らしだと彼氏が転がり込んで同棲状態になり、結婚までの猶予期間が増える。
・実家暮らしだと、恋人の独占欲が掻き立てられてはやく一緒に住みたいと思う。
という大きな理由があるから。「いき遅れの実家暮らし」というレッテルは時代遅れというわけです。「はやく俺の嫁にしたい」と思わせ、結婚に持ち込みたいですね。
いかがでしたでしょうか? 同じ釜の飯を食うもの同士、ときにいさかい、ときに喜びをわかち合いってお互いを大切に思うことは、あなたの人生を豊かにします。家族との心地よい関係性は、一朝一夕で築けるものではないですし、また誰かからポイと与えられるものではありません。せっかくなにかしらのご縁で生活を共にすることになった家族なのですから、悲しみや怒りではなく、喜びをわかち合えるような関係性を築いていけるといいですよね。