アラサーになると顔だけでなく顔と一枚皮でつながっている頭皮にもトラブルを感じませんか? 抜け毛やフケ、かゆみや赤み……これを放っておくと頭皮が弱りさらに毛が細くなり、薄毛や髪までボロボロになるなどトラブル尽くしに……。
こうした頭皮のお悩みは、自分の体質をきちんと知って頭皮作りをすることで、頭皮が健康に、髪もイキイキ育つのです。
あなたの頭皮はどのタイプ?
頭皮がカサカサタイプ
□ 髪のボリュームが少ない
□ 頭皮が薄くて乾燥気味
□ 毛髪が乾燥していてザラついている
□ 汗をあまりかかない
□ 活発で熱中しやすい
□ 不眠の悩みがある
<ポイント>
頭皮が乾燥しないシャンプーを使うべし! 重視すべきは「保湿」。保湿効果の高い、優しい洗浄成分のものを選びましょう。
<対策>
頭皮から水分を奪わないひと手間が大切なので、シャンプー前に頭皮用オイルで頭頂部を保護しましょう。そのさい、血行不良になることの多いこのタイプはマッサージを加えて血流をアップさせることもポイント。次にオイルの効果をより出すためにオイルをマッサージしながら塗布したらタオルを巻いて15分以上放置。そうすることでシャンプー後もしっとりしたハリのある頭皮に。
頭皮がヒリヒリタイプ
□ 中肉中背で体重の増減がある
□ 若い時から白髪があった
□ 日焼けをしやすい
□ 汗をかきやすい
□ イライラしがち
<ポイント>
優しくほてりをおさえるべし! 頭皮の炎症がトラブルを招くヒリヒリタイプはオーガニック系と相性抜群。
<対策>
シャンプー前に頭皮全体に、植物性オイルを優しくなじませ、そのままタオルを巻いて15分以上放置。タオルでリラックスしてオイルの栄養分を補給しつつ汚れを浮かし、頭皮を鎮静化してほてりをオフ。また、そのあとのシャンプーはこするのではなく、頭皮を優しく小刻みに動かすように行います。イメージはスイカの模様をギザギザと描くように。
頭皮がじめじめタイプ
□ 体格がよく太りやすい
□ 髪がしっとりしていてツヤがある
□ 髪が太い
□ 頭皮の皮膚はしっとりしていて色白
□ 体が重たくやる気がでない
□ 献身的で動作がおそい
<ポイント>
確かな洗浄力のあるシャンプーで頭皮クレンジングをとり入れるべし!
<対策>
毛量が多く姿勢でべたつきやすいため、頭皮デトックスでスッキリ地肌に。まず髪は上から下に、頭皮は下から上にブラッシングをして余分な汚れや皮脂を浮かせてからシャンプーをしましょう。シャンプーは皮脂が詰まりやすい頭頂部はしっかりもみだし、そして自律神経が乱れやすいじめじめタイプはシャンプーと一緒に頭のてっぺんにあるツボ・百会を刺激することもポイント。
まとめ
美容師さんがよく口にするのが「サロンでは髪の乾燥やダメージについて相談されることが多いのですが、頭皮のかゆみやフケは不潔な印象を持っている女性が多く、口にせずに悩みを抱えてしまいがちで、それが頭皮トラブルを悪化させる原因になる」ということ。まずは、自分自身の頭皮のタイプを見極めて「運命のシャンプー」を見つけることが大切ですよ。