とりわけ結婚願望が強い人でなくても、女がアラサーに近づけばやっぱり一度は意識してしまう“結婚”の二文字。さらっと決めてしまう人もいれば、結婚どころか恋愛ともどんどん縁遠くなっていく人もいて人生模様があらわれてきます。ところで結婚相手に求める一番の素質って何なのでしょう?
夫婦ゲンカにならない理由は……
経済力、価値観の一致などいろいろありますが、もっとも重要なのは“精神的安定力”だと思うのです。じつは先日、女だちとしゃべっていたときに、“夫婦ゲンカって、みんなどうしているの?”という話題になったところ、複数の既婚者から以下のような意見が出たのが印象的でした。それは……
“私が気分の浮き沈みがあってイライラしたり、何かに怒っていたりするときも、たいてい彼のほうは落ち着いている。話をちゃんと聞いてくれるし精神的にぶれないから、こっちも安心できる。だからケンカらしいケンカにならない。”
というものです。世の中にはこんなタイプのカップルがけっこう多いのかもしれません。
“精神的安定力”は恋愛においてじつは大きな強みだ!
優しい・よく気が利く・包容力がある……男性が女性に好意的に接することに対してさまざまな形容がなされますが、精神面で安定しているというのもじつは大きな強みだという気がします。たまにデートするだけの関係ならまだしも、じっくりと長期的なお付き合いをするとなると、私たち女性はどうしても気分にムラが出たり、ちょっとしたことでイラついてしまうことも出てきます。生理などホルモンバランスの乱れで自分でもどうしようもないときだってあるでしょう。
そういう不安定な状態のとき、誰よりも身近にいる人にはそんなこちら側のアップダウンに左右されない、精神的安定力こそ何よりも求めたくなると思いませんか? そうでなければ、ささいなことから大ゲンカに発展してしまうし、ふたりとも精神的にバランスを崩してしまっては居心地の良い関係なんて築けるはずもありません。
やさしい、かっこいい、と比べるとイマイチ地味な素質かもしれませんが、でも決して侮ることはできない大きなアドバンテージだし、いい恋愛をしたいと思うなら相手のそんな素質にも注目してみるべきです!
こんな精神不安定男は絶対避けたほうがいい!
優しさやカッコよさをうわべだけつくろうのと違い、精神的安定力はなかなか見えにくいものだし、デート中はそんなことはあまり気にしない人が多いかもしれません。でも上にも述べたようにこれはとても大切なことだし、ちゃんとしたお付き合いを始める前にその素質があるかどうか、しっかり見抜いておきたいものです。
そのヒントとして、ここでは逆に、精神面で不安定さが感じられる男性たちの特徴を挙げてみましょう。以下のような特徴がある男性はとりあえず恋人候補から今すぐ外しましょう。
自分大好きな自己陶酔タイプ
過剰なほど自信を持ち、自己陶酔するような人は、他人どころか自分すらも冷静に見ておらず、精神的にも未熟でお付き合いが難しそうです。
誰に対しても尊大な“オレ様”タイプ
何を根拠としているのか知りませんが、とにかく他人に対して偉そうな振る舞いをする人はそうすることで自分の価値が高まると信じているようです。デート先の店員、周囲のお年寄りや子供に対してとくに失礼な態度をとるような人は要注意!
都合の悪いことにはなんでも言い訳したがる“理屈”タイプ
うまくいっているときはいい人でいられますが、なにか悪いことに直面したときこそその人の本性が表れます。都合の悪いことにはなんでも言い訳や屁理屈を探したがる人は、そういった自分を納得させる材料がないとすぐに心が不安になってしまうから。頭の回転ははやいのかもしれませんが、精神面では頼りになりません。
まとめ
精神的に安定している男性は、あえてそれをアピールするようなことはありません。そんな必要がないことを知っているし、他人と比べて優劣をつけることにも価値を見出していないのです。目立たないけど頼りがいがあり、あなたを決して不安にさせたりしない……。そんな人こそ結婚相手にも一番求めたい素質ではないでしょうか。