日本では海外からの美容トレンドがおしゃれでかっこいいものとしてとりあげられがちですが、じつは日本の女子こそ、海外の女子たちから“いくつになっても若くて、きれい”と羨望のまなざしを向けられているのをご存じでしょうか? 私たちはもっとその事実に注目すべきなのです!
ミランダ・カーも注目!
とくに欧米の女子からは、そのヘルシーな食生活も含め熱い支持が寄せられています。“エイジレスを目指すなら日本人になれ”というような言い方もされるほど。
あのミランダ・カーだって、美容に関する発言に日本人にとってなじみ深いものが多いことからも、その影響力は大きいと言えます。では私たちのどんな習慣に、若さや美の秘訣を感じとっているのか、ご紹介しましょう。
緑茶を飲む
日本に住んでいると、何気なく緑茶を飲む機会も多いのではないでしょうか。でもこれが大きな美容効果になっているみたい。大人でも炭酸飲料をがぶがぶ飲んだり、紅茶やコーヒーに砂糖やクリームをたくさん入れるのが当たり前の文化で育った人からみたら、緑茶をそのまま飲むこと自体かなりハードルが高いようです。
でも緑茶には以下のような優れた美容効果があると言われており、日常的に飲み続けていることで自然とその恩恵に預かっていると言えそうです。
・ 抗酸化物質を多く含み、肌細胞の老化をストップし、若さを保つ
・ 紫外線のダメージから肌を守る
・ ビタミンCが豊富で、コラーゲンの生成を助け、きめ細かく張りのある肌をつくる
特に最近では、さらに強いアンチエイジング効果があるとして抹茶も注目を集めています。抹茶は茶葉そのものをいただくので、摂取できる栄養素も桁違い! アジアン・ビューティーにお茶は欠かせない存在なのです!
海藻類をよく食べる
日本の食卓ではおなじみながら欧米圏に住んでいるとほとんど食べる機会がないもの、そのひとつが海藻類です。海苔は“SUSHI”の材料として身近になりつつありますが、それでも海藻類を食べる機会はほとんどありません。
しかし海藻は低カロリーなうえに、植物繊維が豊富で、ヨード・タニン・カリウム・ミネラル分などが豊富な超健康食材。お味噌汁のわかめはもちろんのこと、スナック代わりに昆布やあおさなど海からの栄養もたくさんとることで、美しい肌や髪を手に入れることができます。
ふだんからよく歩く、歩く、歩く
完全車社会の欧米とは異なり、公共交通機関が発達し、バスや電車を利用することが多い日本の生活。だからしぜんとよく歩くようになります。通勤や通学、ふだん気にしていないかもしれませんが、じつはかなり歩いていると思いませんか? それに大きな駅にあるショッピングビルやモールに立ち寄ってウィンドウショッピングでもすれば、それなりの運動量になっているはずです。体を動かすことで新陳代謝を高め、ダイエット効果もあるし、ストレス発散にもなります。
普段からよく歩くことで、わざわざ大げさな“エクササイズ”をしなくてもカロリーを消費できていることが若さにもつながってくるのでしょう。
お風呂でしっかり温まり、リラックスする
日本ならではの美容習慣ともいえるのがやはりお風呂でしょう。各地に温泉があり温かい湯船に浸りながら、ゆっくりリラックス。こんな素晴らしい習慣がある国はなかなかありません! 体が芯から温まるだけでなく新陳代謝も高まり、冷え性解消にもお役立ち、とまさにいいことづくめです。
いかがですか? 日本人にとっては当たり前すぎることでも、じつは若さや美しさの秘訣につながっているものがたくさんあるんです。身近で忘れがちかもしれませんが、こんな普段の習慣を大切にすることがアンチエイジングにも効果的と言えるでしょう。