紫外線をたっぷりあびて疲れきった夏のおわりの肌はざらつきやごわつき、さらに乾燥がつきものです。それを一掃する美容法がなんと、皆さんのご自宅の食卓にある「砂糖」でできるのです。
今回はそんな偉大な調味料・砂糖を使ったシュガーリング美容で全身うるおい美肌になれる方法をご紹介していきます。
砂糖で美肌になれるって本当?
ソルト美容と聞くと砂糖ではなく塩をイメージする人は多いと思います。しかし最近では、塩の顕粒はとがっているためかたいので肌にこすりあわせるとヒリヒリしたりしみる人が多いことから、よりマイルドにスクラブケアできる砂糖に注目が集まっているのです。
美肌ポイント1. マイルドに角質オフができる
砂糖は塩とくらべて肌の上でとけやすく肌あたりが優しいため刺激が少ないのが特徴で、肌へ潤いを与えしっとりとしたやわらかい肌に仕上げる効果があります。
美肌ポイント2. 「糖」が肌に栄養を与え美肌育成
糖は細胞のエネルギー源。代謝・保湿機能の維持など肌のさまざまな働きのもとになる栄養素。とくに精製されていない砂糖ならば、ミネラルやアミノ酸などもふくまれていてさらに栄養満点で美肌効果もアップ。
美肌ポイント3. 水をひきつけ肌をうるおす
砂糖には水分を吸収する性質があります。肌の上で水分と一体となった砂糖はトロッとした保湿膜となり、肌にうるおいを与えて包みこみます。カサカサ肌をしっとりと整えたいときにうってつけ。
美肌ポイント4. 肌の再生をうながす
糖にはコラーゲンなどの肌組織の再生を高めるはたらきがあるため、肌荒れや傷の治りをはやめる効果があります。そのため慢性皮膚病や床擦れの塗り薬などにももちいられているほど!
シュガーリングの作りかた
用意するもの
・砂糖: 大さじ1
・スキンケアオイル: 大さじ1
作り方
キッチンにある砂糖をスキンケアオイルにまぜるだけで即席のシュガースクラブに大変身。さらに小麦粉を少々くわえれば、とろみのあるパックにはやがわり! 全身に使用可能で、顔に使う場合は製菓用の粉糖など粒子の細かいものを選んで。とっても簡単で手間いらずなので続けやすいですよね。
シュガーリングでおすすめ全身ケア
洗顔パック
肌にのせて保湿パックにすることでうるおい集中ケアができ、洗い流したあとの肌はしっとりウルウル。角質のきになる小鼻まわりなどをマッサージしながら行うと古い角質も一掃でき、一石二鳥。なんと赤ちゃんの肌荒れケアにも活躍できるほどのやさしさです。
うるおう唇
秋から冬におこりがちのガサガサ・ひび割れ唇。唇は顔のなかでもとくに角質の薄い部分で強い刺激は禁物ですが、シュガースクラブならやさしく刺激レスで角質ケアができます。自然素材のものならそのままなめてしまっても大丈夫なので外出先でもケアが可能。
お風呂場で全身ケア
濡れた肌の上でマッサージをするとジュワっと溶けるのが特徴のシュガースクラブ。肌あたりが優しいので腕や脚、背中といった広い部分はもちろん、手足の指先など細かい部分まで全身に使えて洗い流したあとはしっとりとしたやわらかいツヤ肌に。
まとめ
砂糖の驚きの効果はいかがでしたか? じつは普段お使いの化粧品成分でも糖由来のアイテムはたくさんあり肌をうるおす効果が高いため、これからの季節の乾燥によるカサカサをしっとり肌にしたい方にとくにおすすめです。今年の秋冬は食卓にある砂糖がマストアイテムとなりそうですね!