7~8月をピークに暑さがやわらいでくるとはいえ、9月も残暑が続きます。室内外の温度差が大きいほど使うエネルギーが多くなるため、体への負担も大きくなり夏バテになります。また冷房による冷えにくわえ、冷たいものの過剰摂取で内臓の冷えを起こし、外からも内からも冷えてしまうのが現代型夏バテの要因です。夏の疲れがどっとでる残暑に起こしやすい夏バテを、初秋のうちに解消しましょう。
初秋に毎日とりいれたい夏バテ解消法3つ
1. 朝晩の白湯
体を内側からあたためる白湯で体のめぐりをよくするのがおすすめ。起床時と寝る前にコップ1杯の白湯を意識的に飲みましょう。昼間の水分補給はなるべく常温を意識!
2. 冷房の室内ではお腹に注目
冷房の温度は外気温と大きく差がでないように28℃程度にしておくと、体に負担がかかりにくくなります。しかし電車やオフィスなど公共の場では室内の温度調整はできないので、ストールや腹巻でお腹を温めるなどしてお腹を守って!
3. ぬるめの温度×炭酸入浴
入浴は湯船につかって全身温めるのがマスト。それにくわえて炭酸入りの入浴剤を使うことで、38℃程度のぬるま湯でも血流を促進し血液循環を高められるうえに、暑い時期でも体がほてることなく疲労回復できます。おすすめ入浴剤は花王の「バブ」。炭酸入りでコスパもよいため毎日続けやすいです。
夏に受けたダメージを回復しよう!
頭皮のダメージ
紫外線や外部刺激で乾燥し固くなった頭皮は、かゆみや抜け毛などのトラブルが発生しやすくなります。スカルプケア効果のあるシャンプーを使用するのはもちろん、秋の頭皮にはとにかく保湿が大切なのでスカルプエッセンスやオイルなどで頭皮マッサージをしましょう。
ターンオーバーの乱れによる角質肥厚
夏の紫外線の影響で肌のターンオーバーが乱れ、初秋には角質肥厚に。初秋のスキンケアには角質ケアを盛りこむことが大切。古い角質がたまったままだと肌がくすんで見えるだけでなく、コスメが肌に浸透せずスキンケア効果が半減。いつまでたっても美肌になれません。角質ケアをとりいれて一度肌をリセットすることが大切!
秋も紫外線対策はぬかりなく!
「9月になったから紫外線対策はひと段落」と思っていませんか? 紫外線B波をシャットアウトする大気中のオゾンの量が9月からじょじょに増加していくため、ぬかりなくUVケアをする必要があります。初秋は湿度が低く乾燥が気になるので、UVケアしながら保湿ができるコスメや紫外線の影響でできたくすみをカバーするコスメをとりいれましょう。
まとめ
夏という季節がおよぼした悪影響は、初秋にかけてじょじょに体や肌にあらわれます。残暑でバテやすいからこそダメージを回復し、初秋に起こりやすいトラブルを回避していきましょう。