朝起きたときに感じる顔のむくみや、日中の手足のむくみ、いろいろなむくみが女性の体をおそいます。見た目も膨張してしまって、気分も晴れませんよね。でも、むくみにはちゃんと原因があります。生活のなかで行っていることがむくみを発生させているかもしれませんよ。
水分のとりすぎ
水分摂取が必要! ダイエットにも最適! といわれているのに、水分のとりすぎといわれると、どうしたらいいの!? って感じですよね。水分代謝が悪い状態で水をとるとむくみの原因になります。体が冷えていたり、ただ水をがぶがぶ飲んでいては、体内に十分な水分がいきわたりません。
解決策
水分を体内に送りとどけるためには、水はいっきに飲まず、少しずつこまめに飲むのがポイント。また、汗をかいたあとなどは、ただの水だけでなくビタミンや塩分の配合された水分摂取が必要です。レモンを絞ったお水や、スポーツドリンクなどが最適です。
寝不足が原因
寝不足が原因でむくみが発生します。とくに朝起きたときの顔のむくみがひどいです。睡眠不足になると、寝ているあいだに行われるはずの疲労回復が十分に行われず、血流が悪くなります。さらに、血流が悪くなることで酸素が体内にいきわたらず、顔のむくみを発生させてしまうのです。
解決策
血流が悪いと水分代謝が悪くなります。行き場のない水分は皮下組織に溜まり、顔がむくみます。寝る前は血流が悪くならないよう、ストレッチをして、最低でも6~7時間の睡眠を心がけましょう。
体力の低下が原因
夏場にむくみを感じていた人は、体力の低下が原因かもしれません。汗もかくし、カリウムの多い野菜もたっぷり食べているのにむくむ……といった人は、体力低下を疑ったほうがいいかも。疲れから血流を一か所に溜めこむといったことがおこり、栄養をとりいれても体内にまわらない可能性が。
解決策
夏場の過剰な発汗などは、体温機能が働きすぎて疲労しやすくなります。夏場の体温調節は非常に大事です。汗をたくさんかきすぎるときは、体を休めたり冷やしたりと、過剰に疲れやすい環境を改善しましょう。
肝臓の弱りが原因
甘いものや冷たいものを食べすぎると、肝臓が弱りむくみやすくなります。これは顔や手足のむくみの原因になります。朝から晩までずっとむくんでいる人は、肝臓が弱っているかもしれません。とくに顔のむくみが激しく、まぶたがずっと腫れぼったい状態なら、肝臓に要注意です。
解決策
暑いからといって、冷たいものを飲みすぎないようにしましょう。また、涼しくなっても甘いものをとりすぎれば肝臓を疲れさせ弱らせてしまいます。毎日甘いものや冷たいものを摂取しないように、食生活を改善させましょう。
塩分の調節が原因
塩分はとりすぎてもとらなすぎてもむくみの原因となります。体内の塩分濃度が減ると、体内で水分を溜めこみます。しかし、体内の塩分が少ない場合は、水分を過剰に欲しがり、必要以上の水分が体内にとりいれられることにも。必要以上の水分は、皮下組織に溜めこまれてしまいます。
解決策
汗をかいたらしっかりと塩分摂取を心がけましょう。しかし、とりすぎはむくみのもと。塩分を摂取する場合は、ミネラルの多い天然塩などを選ぶようにすると、水分代謝をよくしてくれます。