夏が終わり、すごしやすい季節になってきました。これを機に、運動やエクササイズをしてみようという方も多いことでしょう。でもせっかくの決意も、三日坊主に終わってしまってはもったいない! 運動するモチベーションをあげて、楽しく続けられるようにしてみませんか?
自分にあったゴール設定
そこで運動のモチベーションアップのコツを、心理学者ジェン・フリートンさんのアドバイスをもとにまとめてみました。まず運動やエクササイズをする原則は……
・ ハードなものではなく、マイルドで初心者でも続けやすい運動を選ぶ
・ 誰でも簡単にはじめられ、楽しみながら続ける
ということ。最初から、「フルマラソンを目指す!」というような壮大なゴールを設定しても、挫折する可能性のほうが高いです。それよりも自分の現状にあったレベルで、なによりも楽しめることを優先させましょう。
三日坊主で終わらないためのコツたち
最初は「え、こんなもの!?」というくらいのレベルからはじめる
普段まったく体を動かさない生活から運動をはじめるなら、“ほどほど”のレベルからゆっくりスタートするのが、体にも負担をかけない賢いやり方です。最初は“もの足りない”と感じるくらいのレベルでOK。体を慣らしながら、少しずつレベルアップするつもりでいきましょう。
短いセッションを頻繁に行えば、続けやすい
なにも学生の体育系部活ではないのですから、長時間のハードなトレーニングや練習を積み重ねることはありません。それよりも、短いセッションを頻繁に行えば、意識もリフレッシュし、続けるモチベーションを維持することができます。15分、20分でも短すぎる!! と思わず、できる時間があったらやってみるべき。
ウォーキング、サイクリングなど“移動”するエクササイズは、ストレス解消にも
誰でもはじめやすく、しかも楽しみやすいのは、ウォーキングやサイクリングなど。はじめるハードルが高くないぶん、気軽にトライできるし友だちや恋人とも楽しめて一石二鳥です。室内でもくもくと続けるよりも、戸外で景色のかわるのを眺めながらだと、気分転換やストレス解消にもなります。
また、今日はどれくらい走った・歩いた、といったことを日記やアプリで記録しておくと「頑張った自分」がはっきりとわかり、やる気もアップするでしょう。
どんなエクササイズや運動でも、筋トレをほどよくとり入れて
筋トレというと、なんだか男性のやるものというイメージがあるかもしれませんが、じつは女性にとっても大切なことです。どんな運動やエクササイズを選ぶにしろ、体の筋肉をよく使うようになります。ですから体力の基礎を作り、パフォーマンスをあげるうえで筋トレは欠かせません。
またダイエットにとっても筋トレはとても有効です。筋肉量が多い方が、カロリーもよく消費され、痩せやすい体質となるからです。筋トレだけなら家にいるときのスキマ時間でもできるので、こまめにやってみましょう。
運動したらSNSで情報発信! 他人の視線があると、続けるモチベーションもあがる!
「今日はこれだけ体を動かした」「明日は○○します!」――など運動したり、する予定はどんどんSNSなどで情報発信していくべき。他人の視線をいい意味で気にすれば、続けるモチベーションもあがってきます。SNSは仲間探しにも便利だし、友だちや知人のコメントを見て、やる気がアップすることもあるでしょう。テクノロジーも賢く利用して、モチベーションアップに役立てる、これもとても大切なことですよ!