30代半ばになると少しずつ実感する肌の変化、それは下向きへの衰えではないでしょうか? 年齢を重ねるごとに重力に負けて下向きになるのが現状です。
でもじつは、日常生活のなかで気をつけるべきポイントを押さえることで重力に逆らうことができるのです。
重力に逆らうための日常生活
紫外線対策の徹底
「紫外線=シミ」と定着していますが、じつはたるみにも大きな影響が。紫外線はDNAに損傷を与える原因のひとつであるため、日頃から紫外線を受けている人の方が紫外線を受けていない人に対したるみやすく、顔が老けてみられる傾向があることがわかっています。
シミだけでなく重力ケアする意味でも紫外線対策は一年中必須。1秒紫外線を浴びるだけで体内の活性酸素が増えます。秋冬に油断した人から、たるみが進みますよ。
睡眠の質にこだわる
私たちが眠っているあいだ、体のなかでは成長ホルモンがダメージの修復を行なってくれます。眠りの質をあげて深い睡眠を得るには寝具や寝室の環境を整えたり、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるのが効果的。
また、成長ホルモンは22時~2時にかけてピークをむかえると言われているため、日付けが変わる前には就寝するのを目標に生活習慣を整えてみましょう。
アンチエイジングコスメの投入
ハリツヤを出す乾燥対策やくすみ対策の美白ケアはもちろんですが、アンチエイジングコスメは、ほかのアイテムではできないたるみ改善やリフトアップ効果に力を入れているため、使うだけで顔のアンチエイジングが望めます。すべてライン使いする必要はありませんが、化粧水や乳液は乾燥対策、仕上げのクリームはたるみ改善のアンチエイジングコスメを使うなど肌状態にあわせて投入すると効率的に総合美肌を目指せます。
バランスのとれた食事を心掛ける
バランスのとれた食事の目安がわからない……。そんな人はお味噌汁やサラダにいろいろな食材、いろいろな野菜を入れてみましょう。酵素やHSPを体内で作るのには材料のたんぱく質を食事できちんととることが大切。さらに老化を予防する抗酸化力の高いビタミンC・E、ポリフェノールも美肌の味方です。
美容家の君島十和子さんは「美肌のためにバランスのとれた食事は当たり前、最近では健康であってこそいろんなことに挑戦できることに気付き、さらに気を付けている」(25ans11月号より)と、バランスのとれた食生活がもたらす美への影響は大きいものだと伝えていました。
お風呂を有効活用
湯船に浸かる入浴は体を温めて血行を促すほか、むくみを軽減するなど女性にうれしいメリットがたくさん。冷えやむくみは蓄積されると太りやすくたるみ結果、太ももやヒップなど全身のたるみにつながります。一日の毒素を汗で流すという意味でも湯船に浸かりましょう。
まとめ
日常生活のなかでちょっとでも気にかけるだけでも重力の悩みが減ります。たるみはいきなりというよりも毎日積み重なって現れるため、まずは本日から1か月間意識をしてこれらを徹底してみてください。毎日コツコツケアをして若々しさをキープしていきましょう。