最近、急激に空気が乾燥してきましたね。おかげで筆者の唇はガサガサですよ……トホホ。さあ! 乾燥によるダメージをふんだんに受けた唇に、さらなる追い打ちダメージをかけるわけにはいきません! 目標はガサガサ唇からの脱出! さっそく唇が荒れる行動を確認していきましょう。
唇は外にあるけれど皮膚じゃない!
唇は粘膜です。皮膚ではありません。だって唇からは汗も出ないし、皮脂の分泌もないですよね? つまり皮膚ではないのです。唇の正体は口の中と同じ、粘膜です。どちらかというと内臓(外に出ていますが)に近い感覚。なるほど、だからこんなにも唇はデリケートなのですね。
そんなわけで、定期的にリップクリームなどで保湿してあげないといけないわけですが、塗りすぎはNGで1日に5回くらいまでが許容回数。リップクリームを横にぬるのも摩擦をうむため、あまりおすすめできません。それと同じ理由でリップクリームを塗ったあとに上下の唇をこすりあわせるのも好ましくない行為です。
ほかにもあるある! 唇が荒れる盲点NG行動とは?
1: 酸性のジュースやコーヒーなどの刺激物の摂取量が多い
オレンジジュースやグレープフルーツジュースだけでなく、じつは炭酸飲料も酸性の飲みものです。炭酸飲料は二酸化炭素(二酸化炭素は酸性の性質をもちます)が溶けている液体ということになりますので、これも唇にやさしい飲みものではないということですね。
2: 水分摂取量が不足している
体が乾くと唇も乾きます。もちろん外気の乾燥もガサガサ唇の要因ではありますが、体の渇きによるものの場合もかなりの割合で考えられます。これからは酸性のジュースやコーヒーのかわりに水を摂取するよう心がけてみませんか?
3: 唇に食べものをくっつけるような食べ方をしている
唇で食べものをワンクッションさせるような食べかたにより、香辛料などの刺激物や油分などがべったりと唇に付着します。これが唇にはよろしくないのです。デリケートな唇にたいへんなストレスをかける行為ですので、やめましょう。
4: 食事後におしぼりで口をふいている
おしぼりで口をふいたら絶対ダメです! おしぼりにはアルコールが含まれているものも多く、唇がヒリヒリと痛くなることもあります。やわらかいティッシュでやさしくふきとるのがベストです。
これらの行為・行動は、どれも自分自身の意識しだいでわりと簡単に改善できそうなもの。皆さま、この機会にぜひ憧れのぷるぷる唇を手に入れてみませんか?