ここぞ! というときになぜか目立つニキビが……。それでもメイクをして、人前に出なければいけない――。みなさんの日常のなかにも、そんなシーンがあると思います。
そこで今回は、ニキビをできるだけナチュラルにカバーするテクニックをいくつかご紹介します。ぜひご参考にしてみてください。
コントロールカラーをじょうずに使う
ニキビが炎症してしまうと、どうしても赤みが強くなってしまうもの。そこで、赤ら顔と同じくニキビの赤みもカバーしてくれるグリーンのコントロールカラーがオススメです。スキンケア後、パール1粒ほどの量を手の甲にとり、ムラが出ないよう丁寧にひろげます。最後に手のひらで顔を包みこむようにしてコントロールカラーを密着させましょう。
ファンデーションはなるべく軽めのものを
クリームファンデーションや重めのリキッドファンデーションなどは、カバー力は強いですがニキビの上に重ねるとその部分が黒ずんで見えてしまいます。また、油分がたくさん含まれているため弱っている肌への負担も心配です。ニキビが顔全体にできてしまったときは、パウダーファンデーションやルースファンデーションをブラシでさっと塗ることでナチュラルな仕上がりに。どうしてもカバーしたい部分は、パウダーをのせる前にスティック状の固めのコンシーラーを使用しましょう。
ポイントとしてはニキビの上に少し暗めの色のコンシーラーをのせたあと、ニキビ部分はなるべく触らずに小さめのブラシなどでまわりだけをぼかすことが大切です。
頬のニキビはチークで隠す
赤いものを白くするのは大変ですが、赤いものを赤くするのは簡単! 最近は濃い目のチークや、顔の中心よりや目の下付近にチークを入れるのもトレンドです。この流行りを活かして、思い切ってファンデーションではなくチークで隠すというのもひとつの手段でしょう。
パフやスポンジはいつも清潔に!
ついつい忘れがちなのは、いつも使うパフやスポンジの洗浄。皮脂などの汚れは細菌のエサとなり、繁殖するには格好の場所なのです。せっかくニキビ用のスキンケアをしていても、汚れたものを顔に使用しては台ナシですよね。スポンジ洗い専用のクリーナーを使えば、おもしろいほど簡単にキレイになりますよ。
ちなみに私たちヘアメイクは1度使ったスポンジやパフ、そして筆も次の現場で使用するまでに必ず洗って清潔にしておきます。化粧ノリも全然違うので、ぜひ意識してみてください。
とはいえやはり「隠すより、治す!」がもちろん基本です。ニキビができない肌状態を保っていけるよう、日ごろからケアをしっかりしてあげましょう。ニキビケアのアイテム、なかなかいいのが見つからなくて……というあなたは、ぜひ前回の記事を参考にしてみてくださいね!