こんにちは、最近ヒップホップをはじめた、渡辺早織(@w_saori)です。
インタビューの前編は楽しんでいただけましたでしょうか?
今とても増えている食物アレルギーについて、まずは知ることが大切!
わかりやすくいろいろとお話をしてもらったので後編もぜひお楽しみください!
それではスタート!
これから母親になって、子供のアレルギーを心配する女性もいると思うんだけど予防する方法ってあるのかな?
真奈: 第一は、食生活だと思う。食べ物に関わらず口にいれるもや体に吸収するもので、いろいろなものが摂取しやすくなっているからっていうのも考えられるのかもしれないよね。
渡辺: 確かに、純粋な食材だけじゃなくて、食品添加物とか農薬、シャンプー、ナプキンも体に吸収されていくし、薬局で買う薬やサプリメントとか、考えてみるといろいろなものが体に入っていくもんね。
真奈: もちろんなにが原因だっていうのは明確にわからないけど、どこで体に反応がでるのかわからないのが怖いよね。
今後もし自分の子供が生まれて、なにかのアレルギーが発症した場合の対応法は?
真奈: 今一番主流なのは、減感作(げんかんさ)療法っていってちょっとずつ食べさせるというもの。入院して少しずつ食べさせて、発作が出て……を繰り返して少しずつ体に免疫をつけていくっていう方法。
渡辺: インフルエンザの予防接種みたいな感じなのかな?
真奈: そうそう。大体は3歳までに治る子が多いみたいだよ。
渡辺: そう思うと早めに対処をしてあげることが大事なのかなぁ。
まなちゃんは、除去食をやっていたのに、生きるために食べるから、食べるために生きるに変えられたきっかけはあるの?
真奈: 発信していくうちにコンプレックスが減ってきて外食にいく回数が増えて、こんなにおいしいものがあるんだ! って。
真奈:お店に行くときに、アレルギーだっていうこと絶対に伝えないといけないんだけど、それを伝えてもいいから、おいしいものを食べたい! って気持ちになったときに考え方が変わった。
渡辺: 真奈ちゃんと同じようにコンプレックスで隠していた人も勇気付けられるね。
アレルギーナビゲーターとして活動していてうれしいことは?
真奈: 今、「アレルギーっ子のキラキラ会」っていう食物アレルギーを持っている子で集まる座談会をやっているんだけど、そのときにあがる話題で、「伝えるとめんどうだと思われるだろう」とか「自分自身も嫌だからあんまり外食しない」とか友だちにも言えないってうのが多くて、でも私自身の経験を話すことでいろいろ変わってくれて楽しそうにしたりしているのをみるととてもうれしいなぁと思う。
今後のアレルギーナビゲーターとしての目標は?
真奈: 自分がナビゲーターとしてアレルギーでも外食しやすい環境を作っていけたらというのが一番の目標です。そのために、食物アレルギーっていうもの自体を認知してもらえるようになりたい。
真奈: アレルギーってなに? 障害なの? という風に言われることもあるしアレルギーってマイナスじゃなくて、性格みたいなものって受け入れられてもらえるのが理想だと思う。
真奈: だけど、その受け入れてもらうっていうのは自分のエゴだと思うから、アレルギーの人がもっと自信をもって世の中に出ていけるような環境を作っていけたらなと思う。
真奈: もし災害が発生した時にも普通に対応食も送ってもらえるようなそのくらい認知されていくように頑張っていきたいと思う。
渡辺: 同世代としてとても立派な真奈ちゃんに感化されました。
渡辺: 食物アレルギーは友だち同士でその情報を共有している方がよりご飯の時間が幸せになるなぁと改めて考えさせてもらえるきっかけになりました。自分がアレルギーだよと友だちに伝えてもらえるような人でいられるように私もなっていかなきゃなぁ。
インタビューご協力、ありがとうございました!
▽ 細川真奈
・Rhythmアンバサダー コラム
・オフィシャルブログ
・Twitter @manahosokawa
・アレルギーっ子のキラキラ会