前編に引き続き、最強の女友だちについてと、いよいよ、そんな最強の女友だちの作り方について、お話いたします。あなたのグチや日々の何気ないできごとをきいたり、逆に話したりしてくれる――そんな人がいてくれたら、なによりの救いになりますよね。
あなたの限界を認めてくれる
いつでもどこでも「頑張れ、頑張れ、まだやれる!」とエールを送られるのもつらいものです。バカのひとつ覚えじゃないんですから。頑張っているなんて、通常運転ですよね。あなたがいっぱいいっぱいのときに「そういうこともあるよ! 大丈夫だよ」と思いきり明るい笑顔で肩をポンっと叩いてくれる――そんなさわやかな友だちがいてくれたら、あなたは自分の不出来なところやダメなところも許せるでしょう。沈んでいた心も前向きになれるのではないでしょうか?
最強の女友だちの作り方
方法はたったひとつ。あなたが心を許したいと思う女友だちの前で、素のあなたのままでいることです。見栄を張らず、ありのままでいるだけです。楽しいことを全力で楽しんで、悲しいことに真正面からぶつかって傷ついて、日々を一生懸命に生きるだけです。あなたが真正面からぶつかっていったときに、相手がちゃんと応えてくれたのなら、最強の女友だちの誕生です。
あとは、彼女たちにウソをつかないことです。ダメなところもイイところも全部見せてしまえば、相手はきっと受けとめてくれますよ。ちなみに、ぶつかってみてダメなら相性が悪かったのだと思えばいいのです。相性は、あなただけのせいではないですからね! あまり気に病まないことです。
人の心の声をきこう
ただ自分の話をしているだけでは、本当の友情なんて生まれやしません。お互いが無理をしない程度に肩の力を抜いて、辛さや楽しさを共有していれば、おのずとそばにいることが自然になるのです。そうすれば、次にあなたは「彼女たちを楽しませたいな。一緒に楽しいことをたくさんしたいな」と思えるようになるでしょう。彼女たちがなにをのぞんでいるか、息を吸うようにわかるようになるのです。
いかがでしたでしょうか?
ありのままでいることや、自分のダメなところをさらけ出したりすることは、抵抗もあるでしょうし、勇気もいります。ですが、あなたのその勇気は、かならず相手に届きます。小ぎれいな人間関係なんて、オフィスの中でだけで作っていればいいのですよ。
友だち関係は、笑っちゃうくらい泥臭くいきましょう! 誰かのためになにかしたいと思えるようになれば、そのときあなたはきっと誰かの最強の女友だちになっています。