仕事中やデート中には、マナーを考えてこらえてしまう「おなら」。プッと音がしたらものすごく恥ずかしいし……と普段から我慢グセがついていませんか?
おならをしたいときにするのは難しいものですが、我慢し続けていると太りやすくなったり、肌荒れの原因につながることも!
女子なら絶対我慢するおなら、美容と健康には悪影響!
外出中はずっとおならを我慢することもありますよね。おならを我慢し続けていると、腸のなかにガスがたまり、おなかが張ってきます。いつもおなかがぐるぐると鳴り、痛いような、苦しいような状態が続くようになるのです。
腸内にガスがたまると有毒ガスになり、腸にためきれたくなったおならは、血液のなかに溶けこんで体内に吸収されていきます。便秘と同じ状態で、悪いものが体の中にたまるため、太りやすくなったり、ぽっこりおなか、肌荒れなどの原因に。また集中力が欠けて、落ちつきのない状態になることもあるそうです。
おならを我慢すると起こる体への影響5つ
1.口臭がきつくなる!
我慢したおならは血液に戻ります。肺に入りこんだ一部のおなら成分が口から出てくることで口臭の原因に。
2.肌荒れが起こりやすくなる!
おならに含まれる毒素が腸の壁から吸収されると、血液に流れこみます。その毒素をニキビや吹き出物という形で体外に出そうとするので、肌荒れを引き起こす原因に。
3.腸内環境が悪くなる!
腸内の機能が低下して、便秘になりやすく、悪玉菌を増やして有害ガスが発生。さらに腸内環境が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。
4.太りやすくなる!
「悪玉菌が増える=排便が少なくなる」ため便秘になり、新陳代謝にも影響します。体内の脂肪が燃焼しづらくなったり、脂肪がたまりやすい体質に。
5.さらにおならの量と臭さが増える!
おならを我慢すると、腸内環境が悪化して、よりニオイの強いガスが出やすくなります。ガスがたまれば、おならの量も増えるし、ニオイも強烈に……。
おならだけじゃない! 生理的欲求を我慢すると危険
インドの医学「アユールヴェーダ」では、おならをはじめとした生理的欲求を我慢すると、心と体のバランスが崩れてしまい、健康や美容に悪影響をおよぼすといわれています。
アユールヴェーダでいう生理的欲求は、おなら・くしゃみ・あくび・空腹・のどの渇き・涙・睡眠――など、仕事などの場面では我慢しがちな(我慢しなくちゃいけない)行動です。ですが無理に我慢し続けていると、悪い影響として必ずどこかにしわ寄せがいくという説があるのです。
できるだけこまめに、こっそり出しちゃうこと!
とはいえ、人様の前でおならをするのはレディーとして失格ですよね。我慢するのも危険なので、お部屋の中やお手洗いなどの誰にも聞こえない場所では我慢せず、こっそり出す習慣を意識すると◎。くれぐれも我慢しすぎないように注意したいですね!