うまく理由も説明できないけれど「なんとなく苦手な人」っていませんか? 嫌いな人が増えてしまうと人間関係がギスギスしたり、生きづらい環境をつくってしまうことも。
今回は人間関係をスムーズにするため「人を上手に好きになる」心理学テクニックをご紹介します。
できるだけ人を好きになりたい!
あの人はおせっかい、あの子はめんどうくさい……。誰とでもうまく付き合えたらいいけれど、どうしても苦手な人ができてしまうものですよね。一緒にいると疲れてしまうし、顔を合わせるたびに嫌な気持ちになるのはつらいものです。だったら、いっそのこと「好き」に変えてしまえばいい!?
人間関係でギスギスしてしまったら、人を好きになれる心理学テク「リフレーミング」を実践してみましょう。
視点を変えるリフレーミングってなに!?
「嫌い」の感情が強くなってしまうと、付き合いが楽しいものからツライものに変わってしまいます。できるだけ人を好きになれたら、ストレスが減ってハッピーライフをおくることができるはずです。
そこで視点を変える「リフレーミング」が役立ちます! リフレーミングとは「ものごとの視線を変えること」問題解決の糸口が見つかる方法です。
1. まずは相手の嫌いなポイントを見つめる
たとえば「八方美人なところが不満」「口が悪くて嫌」「おせっかい」など、相手を好きになれない理由がなんなのか、自分の気持ちと向き合ってみます。
2. なぜ相手がそうするのかを考える
次に、ちょっと難しいですが、なぜ相手がそうするのかを考えてみます。「まわりから嫌われるのが嫌だから誰にでもいい顔をするんだ」「自分に自信がないから悪口が多いのかも」「やさしさからおせっかいをしてくる」など相手がどうしてそういう行動をとるのかを考えて見ましょう。
3. 視点を変えて「いい」に変える!
まずは不満なところ、次にその理由、そのあとに「相手のいいところ」も見つけてみます。たとえば「八方美人だけど人の悪口なんて言わないし、まわりが明るくなる」「口は悪いけど本音で話せる」などと不満で終らせずに「いい面」までつなげることがリフレーミングなのです。
4. 印象を少しずつ変えていく
「誰にでも感じよく接するから、気軽な気持ちで付き合える」などと相手への印象をいい方向へと少しずつ変えていきます。今まで「嫌だな~」と思っていた相手への感情や苦手意識が少しずつ改善されていくはずです。
誰だって「悪いところ」と「良いところ」があります。悪いところに注目してムカツク! とイライラするよりも、いいところに目を向けておけばハッピーな生き方ができるようになりますよ。相手のいい所を探す癖を持つことも大切です。
まとめ
苦手意識はできるだけ視点を変えて解消。ストレスヤイライラが軽減されるようになれば、もっと毎日が楽しく、人間関係だって良好になります! 嫌いなもの探しはクセになるから要注意。いいところに目を向けるクセを持ちましょう。「嫌い」よりも「好き」を増やして笑顔でハッピーな人生が送れたらいいですよね。